ベッドのうえで見た時も思ったけど、美咲は小柄なわりには意外とスタイルがいい方である。

巨乳と言うほどではないが、ついている部分には肉はついていると言うところである。

かわいいうえにスタイルもよかったら、間違いなく視線は美咲に集中である。

誰もいなくて本当に助かった。

もし誰かいたら、彼女の躰を隠すために必死で奔走していたことだろう。

しかし、美咲も美咲で何でビキニを選んだんだよ…。

「雅仁さん?」

美咲に名前を呼ばれ、僕は我に返った。

「どうした?」

美咲はニッと歯を見せて笑うと、
「連れてきてくれてありがとうございます」
と、言った。

「僕も行きたかったから、ちょうどよかったよ」

そう言い返した僕に、
「じゃあ…」

美咲がイタズラっぽく笑ったかと思ったら、僕の腕を引っ張った。

「うわっ…!?」

バシャーン!

彼女に引っ張られる形で、僕はプールの中へとダイブしてしまった。