「わたしは古川くんがそんなことをする人じゃないってそう思ってた。
もしバレたとしても、古川くんなら黙っていてくれるって信じてた」
続けて言ったわたしに、
「俺を買いかぶり過ぎですよ…」
古川くんは呟くように言い返した。
「だけど、どうして岡田先生なんですか?
荻原先輩なら他にいい人がいるはずじゃないですか」
「いい人って誰のことを指差してるの?
わたしのいい人は先生で充分だから。
そのせいで自分の人生を棒に振ることになってしまったとしても、先生がわたしの隣にいない人生の方がずっと怖いって思ってる。
先生が教師を辞めるって言うならば、わたしも学校を辞める。
大学も行かない、就職もできなくても構わない。
わたしは先生さえ隣にいてくれたら、それで充分だから」
キーンコーンカーンコーン
言い終えたのと同時に、予鈴のチャイムが鳴った。
もしバレたとしても、古川くんなら黙っていてくれるって信じてた」
続けて言ったわたしに、
「俺を買いかぶり過ぎですよ…」
古川くんは呟くように言い返した。
「だけど、どうして岡田先生なんですか?
荻原先輩なら他にいい人がいるはずじゃないですか」
「いい人って誰のことを指差してるの?
わたしのいい人は先生で充分だから。
そのせいで自分の人生を棒に振ることになってしまったとしても、先生がわたしの隣にいない人生の方がずっと怖いって思ってる。
先生が教師を辞めるって言うならば、わたしも学校を辞める。
大学も行かない、就職もできなくても構わない。
わたしは先生さえ隣にいてくれたら、それで充分だから」
キーンコーンカーンコーン
言い終えたのと同時に、予鈴のチャイムが鳴った。



