恋をしよう!

風呂から出ると、
「荻原、入るぞ」

僕は寝室のドアを開けた。

荻原は僕に背中を向けた状態で、ベッドのうえで横になっていた。

もう寝てしまったのだろうか?

「荻原?」

僕はベッドへ歩み寄ると、そこに腰を下ろした。

「先生?」

僕が座ったことに気づいたと言うように、それまで背中を向けていた荻原が僕を見た。

何だ、起きていたのか。

そう思いながら、
「何かおかしなことをしたか?」

僕は荻原に聞いた。

「おかしなことですか?」

そう聞き返してきた荻原に、
「僕がリビングで寝るって言った時、変な顔してただろ」

僕は答えた。

「へ、変な顔って…わわっ」

荻原の隣で横になった僕に、彼女は驚いたようだ。