恋をしよう!

「ちなみにですけど…先生の誕生日は、いつなんですか?」

そう聞いてきた荻原に、
「…2月18日」

僕は答えていた。

当日がくるまで教えるつもりはなかったのに。

当日がきたら驚かせてやろうと思ったのに。

普段荻原に押されている分の仕返しをしてやろうと企んでいたのに。

なのに僕は荻原の質問に素直に答えてしまった。

甘いにも程があるだろ。

どんだけ荻原のことが好きなんだよ。

「先生の誕生日も祝ってあげますからね。

期待してくださいよ♪」

そう言ってケーキを口に入れた荻原に、
「期待してるよ」

僕は答えると、ケーキを口に入れた。