恋をしよう!

学校では気をつけながら先生とイチャイチャしているけど、学校の外でもイチャイチャ…それこそ、堂々と手を繋いで歩いたりしてみたい。

もちろん、県外じゃなくて県内で。

「僕だって、荻原と堂々としたいよ」

先生が言った。

「荻原と手を繋いで、映画館や動物園、水族館でデートをしたいって思ってる」

「先生…」

わたしの心臓がドキッ…と鳴った。

先生も、わたしと同じことを思ってくれていたんだ。

「だけど今は、荻原が卒業するまでの辛抱だ。

卒業してしまったら、もう先生と生徒の関係じゃなくなる。

そしたら手を繋いで、県内で堂々とデートをしような」

そう言った先生に、
「はい」

わたしは首を縦に振ってうなずいた。