恋をしよう!

「えっ…」

先生の顔が真っ赤なのは、窓から差し込んできた夕陽のせいだろうか?

「ただし、前回と同じ100点を取ったら…の話だけどな」

「ひゃ、100点ですか?」

「80点や90点だと、荻原が勝つのは目に見えてるから」

目に見えてるって…。

「取れなかった場合はどうなるんですか?」

「お預けに決まってるだろ」

ですよね…。

「どうする?」

先生がわたしの顔を覗き込んできた。

もうこうなったら、引き受けるしか他がないよね。

やっと体育祭が終わって先生とイチャイチャできると思ったら、今度は期末テストである。

期末テストは数学準備室どころか、先生にも近づくことはできない。

テストが終わるまで“先生禁止週間”を自分に課さないといけないとは…って、それが当たり前な訳だけど。