私は、破いて捨てたくなる感情に追いやられた。 遼ちゃんから、手紙…? いやこれは遺書なのか? そんなことどうだっていいだろう。 5年前の遼ちゃんの記憶がフラッシュバックされる。 脳内を駆け巡るのは、楽しそうに笑う遼ちゃんしかいなかった。