「あ〜あ。どんだけ歩かせりゃ気がすむのよ…」
ヴァレリーの腕をつかむと、寄りかかりながらリアは歩きだした。
「ちょっと〜、リアってば。重い!」
「あんたよりは重くないわよ!」
「…………」
あ〜…何でこんな奴がオレンジスター校に入ったんだか……。
「…?」
ヴァレリーは上を見上げた。
パラパラ…と土が落ちてくる。
「ねぇ、揺れてる」
「わかってる〜」
「何かいい加減、言いあきるよな。揺れてるってセリフ」
「一年分は言ったぞ」
「そうね、そんぐらいは言ってるかも。地震の中心地に向かってるから、地上では感じない揺れも感じちゃうのね、きっと」
「もう言うのやめない?聞きあきたし」
「それもそうだな。でかい揺れん時だけ反応しよう」
「おっし!じゃ、今のこの揺れは反応に値するのか?」
と、ロミオ。
グラグラグラグラグラグラグラグラ……。
何だかだんだん、揺れが強くなってきた。
「こ…れはヤバくねぇ?」
「反応に値するか!」
「…値し…そう…」
ヴァレリーが言い終わった直後、またも。
ドドドドドーーン!!
「!!?」
ものすごい音と共に大きな揺れがきた!
4人全員、声も出せずとにかくヒッシと抱き合う。
