お次はТ字路。
右側の道がやはり途中で土砂崩れだったが、何となくこれも、先程あった、三股のうちの真ん中の道に通じてそうな感じがした。
そういうわけで、4人は左の道をてくてくてくてくてくてくてく……と、代わり映えのしない風景の中結構歩いたのだが…。
「じゃーん!行き止まり」
ロミオは行き止まりの壁を指差した。
「そう。そういうこと」
「こいつはただの行き止まりだよな。土砂崩れって感じじゃねぇ」
ジャスティンがすりすりと行き止まりの壁をなでたが、
「もしかすっと罠かもしんないじゃん!」
と、言ったロミオが、「うりゃぁぁ!」と壁に回し蹴りを放った!
ドーーン!!
ドドドドドドッ…!
どこからともなく、何かが崩れたような音が聞こえてきた。
「バカッ!!」
女二人が同時にロミオをぶん殴る。
「うがっ」
「あんた何やってんのよ!」
「これ以上洞窟崩れさせてどうすんの!」
リアとヴァレリーがぎゃんぎゃん騒ぐ。
「………おっ、そっか」
できたてホヤホヤのたんこぶをなでながら、ロミオは笑った。
「笑ってる場合じゃないし!!」
「気づきなよね!バカッ!」
たんこぶを見ながらジャスティンは言った。
「すげぇな…。ま、まぁ行き止まりっつうことがわかったんだしさ、土砂崩れで行けなかった道の中に正解があるだろうからとにかく戻ろうぜ」
「そうね!」
マップを見ながらヴァレリーが言う。
「何となく可能性があるの、三股の別れ道の真ん中じゃない?他のは、カーブ具合がお互いにつながってるぽかったし」
「だな。じゃぁ、まずは三股まで戻るか!」
リアが文句を言う。
