「そうね〜。確かに見たいわけじゃないけど!」
「あんだよ!だったら言うなよな!」
「ちょっと気になっただけよ〜」
「オレ、見たことあるけどさ」
と、ロミオ。
「別にかっこよくはなかったぞ。勘違いビジュアル系みたいな」
「きゃはははは!ウケる!何それ!」
「意味わかんない!」
ムカついたジャスティンがロミオに蹴りを入れる。
その時、またグラグラと辺りが揺れだした。
「地震…」
パラパラと上から土が振ってくる。
ポチャン。
「あ」
リアのアイスティーに、小石が落ちた。
何となく全員黙ってると、「…うぅ〜……おおぉぉ〜っ………!!」と、唸り声が聞こえてきた。
「この声…まさかタイタンの?」
「だろうな…」
「リアが宙ぶらりんになった穴から聞こえてきてたぞ」
「その穴の底にいんのか?もしかして」
ドドーン…ズズッ…ドガッ…。
地響きのような音の後に、グラグラグラグラ…と揺れがくる。
4人は後片付けをササッと済ますと、リアが宙ぶらりんになった穴へと行ってみた。
*
ドーンドーン……
グラグラグラグラ…
急に大きな揺れがくるかもしれないので、4人は穴から少し離れた所で耳を澄ませてみた。
「…うぉぉぉ〜……うぅぅっ………」
確かに穴の底から聞こえてくる。
「楽しんでるような声じゃないなっ」
「むしろ苦しんでるっぽくねぇ?」
「このドーンっていうの、タイタンが地面とか叩いてる音かしら?」
「う〜ん…何ともいえん…」
ドーン!!
「!!?」
いきなり強い音がした!
と同時に確実に数十センチは飛び上がったであろう、大規模な縦揺れがやってきた。
ガラガラガラガラッ…!!
ズズーン……!
ドドドドドッ…!!
前後左右上下から、色々崩れたような音が聞こえてくる。
土やら小石やらがバラバラと4人の頭に容赦なく降ってきた。
