生きる

運の悪いことに

私達の机の近くに女子が数人いて


「え!? “ 桜ちゃん ”!?」

「何あいつ。 如月くんと仲がいい所見せつけでもしてるの?」


悪意を感じるように

少し大きめの声で言われる悪口


私はそれを気にも留めない素振りで

楼の挨拶も無視をした