生きる

『……よ、ろしく……』


耳を傾けて漸く

楼が聞こえるほどの小さな声で

私もそう返した


楼は嬉しそうにニコニコと笑った


一緒のクラスなのは嬉しいけど

これからの学校生活がちょっと心配なんだよ...