生きる

「そうだ!

あたし今、ちょーうどハサミ持ってんだっ♪

あんたのその長ったらしい髪、カットしてあげる〜!」


そう言うと彼女は

ポケットへと手を忍ばせ

スラリとした先の尖ったハサミを右手に構えた


「失敗したらごめんね~」

そして不気味な笑顔を向けられた