*星屑にのせて.+*:゚+。.☆




思っていた通り、図書館は鍵が開いていた。


担当の先生はいなかったが、誰か居る気配がする。




私はあの秘密エリアに向かう。




道は間違えなかった。


本が抜かれている隙間からこっそり見てみる。




「…………いた。」




彼は優雅に読書中。



私は優雅に見つめ中。




側からみたら変な人よね、私。






声をかけないと、、

そう思うほど声が出ない。





けど、今日は出る。

きっと出る!



そらさんに言ったし!

やる気もらったし!




息を吸い込んで見る。



……よし。




「ーー山本くん‼︎」





私は声を出せた。