あれから3ヶ月が過ぎ。桜もすっかり散ってきた頃。わたしと秋奈はサッカー部のマネージャーになりサッカー部の夏輝ともなかよくなっていた。

「ねぇ、千春」
「なに?」
「今日、転校生がくるんだって。
男子かなぁ」
「どうだろう?」
そんなことを話してると夏輝が話しかけてきた。
「俺は、可愛いこがいいな」
「可愛いこならいるじゃん、ここに」
そういって秋奈が私の事を指差してきた。
「えっ?」
「千春の事だよ」
「可愛くないよ、秋奈の方がきれいだし」
「さすが天然」