「しかたないなー!」
私はやれやれーって感じで、ポケットに突っこんであるラムネを一個取り出した。
「はい、どーぞ。」
「サンキュー!なんだかんだ言って、ソラは優しいもんな!」
「でっしょー?じゃ、代わりになんかちょーだい?」
にっこり笑って言うと、コカゲが困ったような顔をした。
「えー?!ちょっとそれ、せこくない??」
「やならラムネ返せ。」
「え、やだ。」
「だったらいーじゃん!」
やばい、こいついじめんの楽しい。
好きな人にたいしての態度じゃないと思うけど、だって楽しいものは楽しいもん。
それはしかたない。
「ねーお願いー!コーカーゲ―!」
追い打ちをかけるようにゆすると、今度はちゃんと考えてくれたみたい。
「えー?なんかあるかなー?」
とかなんとか言いながら、うんうんうなってる。
「あっ!じゃあさー!」
「なにー?」
「次の日曜、一緒にどっか行かねー?」
えっ。
なにそれ。
2人だけでってこと?
「え、あ、うん。」
動揺しちゃって、変な返事になる。
それに気付いたのか、コカゲが不思議そうに見つめてきた。
「あ、予定あった?」
「な、ないけど。」
か、顔近い・・・!!
わりと整った顔が間近にあって、めちゃくちゃどぎまぎする。
だけど、コカゲはなんとも思ってないみたい。
その距離のまま、話を続ける。
「じゃあ決まりな!お前、どこ行きたい?」
どこって言われても・・・。
今、それどころじゃない。
「え~?」
って悩むふりしながら、コカゲから離れた。
やば、けっこーあせったー・・・。
相手にはどーってことないみたいだけど、私にはかなり大変なこと。
私はやれやれーって感じで、ポケットに突っこんであるラムネを一個取り出した。
「はい、どーぞ。」
「サンキュー!なんだかんだ言って、ソラは優しいもんな!」
「でっしょー?じゃ、代わりになんかちょーだい?」
にっこり笑って言うと、コカゲが困ったような顔をした。
「えー?!ちょっとそれ、せこくない??」
「やならラムネ返せ。」
「え、やだ。」
「だったらいーじゃん!」
やばい、こいついじめんの楽しい。
好きな人にたいしての態度じゃないと思うけど、だって楽しいものは楽しいもん。
それはしかたない。
「ねーお願いー!コーカーゲ―!」
追い打ちをかけるようにゆすると、今度はちゃんと考えてくれたみたい。
「えー?なんかあるかなー?」
とかなんとか言いながら、うんうんうなってる。
「あっ!じゃあさー!」
「なにー?」
「次の日曜、一緒にどっか行かねー?」
えっ。
なにそれ。
2人だけでってこと?
「え、あ、うん。」
動揺しちゃって、変な返事になる。
それに気付いたのか、コカゲが不思議そうに見つめてきた。
「あ、予定あった?」
「な、ないけど。」
か、顔近い・・・!!
わりと整った顔が間近にあって、めちゃくちゃどぎまぎする。
だけど、コカゲはなんとも思ってないみたい。
その距離のまま、話を続ける。
「じゃあ決まりな!お前、どこ行きたい?」
どこって言われても・・・。
今、それどころじゃない。
「え~?」
って悩むふりしながら、コカゲから離れた。
やば、けっこーあせったー・・・。
相手にはどーってことないみたいだけど、私にはかなり大変なこと。

