「ソラー、帰ろーぜー!」
「う、うん。」
放課後。
朝の事がなかったみたいに、私に声をかけてくるコカゲ。
ちょっと拍子抜けしちゃって、返事がおくれる。
そのそばで、マコトに声をかけるのは、またまたコカゲだった。
「あ、マコト―!ノート借りてていー?」
「いいよ~。でも、早く返してよー?」
「わかってるって!」
・・・やっぱり仲良いな、2人。
リュックに教科書をつめながら、ふと思う。
ふられたばかりの時は、さすがに気まずそーだったけど、最近また話せるようになったみたい。
コカゲ、うれしそう。
マコトもにこにこしてて、なんだかほほえましいけど。
私はちょっと複雑かも。
笑顔が固まっていくのをおさえながら、スカートを握りしめる。
「でも、マコト字きたねーんだよな!」
「なっ!そんなこと言うなら、貸さないから!」
「ごめんごめん、うそだよ~!」
マコト、かわいいな。
ゆれるサラサラの髪。
色白な肌。
おっきい瞳。
さっぱりした性格。
男子がほれちゃうの、めちゃくちゃわかる。
私はため息をついてから、コカゲにけりを入れた。
「ちょっ、お前マジで暴力的だな!」
「そーお?」
「痛いんだけどぉー・・・。」
涙目になりながら、コカゲが足をおさえる。
ふん、デレデレしてた罰だ。
「う、うん。」
放課後。
朝の事がなかったみたいに、私に声をかけてくるコカゲ。
ちょっと拍子抜けしちゃって、返事がおくれる。
そのそばで、マコトに声をかけるのは、またまたコカゲだった。
「あ、マコト―!ノート借りてていー?」
「いいよ~。でも、早く返してよー?」
「わかってるって!」
・・・やっぱり仲良いな、2人。
リュックに教科書をつめながら、ふと思う。
ふられたばかりの時は、さすがに気まずそーだったけど、最近また話せるようになったみたい。
コカゲ、うれしそう。
マコトもにこにこしてて、なんだかほほえましいけど。
私はちょっと複雑かも。
笑顔が固まっていくのをおさえながら、スカートを握りしめる。
「でも、マコト字きたねーんだよな!」
「なっ!そんなこと言うなら、貸さないから!」
「ごめんごめん、うそだよ~!」
マコト、かわいいな。
ゆれるサラサラの髪。
色白な肌。
おっきい瞳。
さっぱりした性格。
男子がほれちゃうの、めちゃくちゃわかる。
私はため息をついてから、コカゲにけりを入れた。
「ちょっ、お前マジで暴力的だな!」
「そーお?」
「痛いんだけどぉー・・・。」
涙目になりながら、コカゲが足をおさえる。
ふん、デレデレしてた罰だ。

