鏡遊び

麻己は私に助けを求めた。

「私は...」

「瑞樹もやってみたいよね?」

麻己はやりたいことがあると、誰がなんと言おうと実行するような子だ。

これは麻己の悪いクセ。

結局、私はそんな麻己に流され『うん』と言ってしまった。