「もしかしたら先生とか警備員さんじゃない?入ってみよ?」

「全く、麻己はなんでそんなに気楽なのかな...」

「ほ、本当にいいのかな...」

「だって鍵空いてるんだもん、いいでしょ!」

そう言うと麻己は、私と美希の腕を引っ張って無理矢理中へと入った。