俊くん……
息がちょっとあがってる。



「なんだよ。男いたのかよ。」



やっと手が離された。
お兄さんは何処かへ消えていった。



てか、俊くんの視線が怖すぎる。
絶対怒ってますよね。



「帰るぞ」



「は、はい。」



嫌ですって言ったらますます怒られそう
だからついて行くか……



「お前はバカか!!!」



部屋に入るなり
いきなり怒られる私



「お前あのまま俺が来なかったらどうなってたか分かってるのか??」