「でも、俊くんには彼女いるんじゃ…」



浮気相手とか1番嫌なやつでしょ
付き合うなら本命の彼女がいいもん



「あれは嘘だから安心して」



「…いや、安心も何も」



「何??俺じゃ不満か??」



「そういうわけじゃなくて…」



「まぁ、よろしく」



「え、ちょっとま…」



ガタンッ



私が全部言い終わる前に出て行った。
まだ状況を把握出来てないんですけど…



私が俊くんの彼女??
そんなの冗談だよね。気まぐれだよね。



そう思って寮に戻り段ボールを片付けた。