麗「ただいま」


凛「おかえりなさーい」


田代「おかえりなさいませ」


聡「さ、ご飯にしよう」


凛「そうね♪行きましょ!麗ちゃん」


麗「はい」


なんだろう…こういった普通の家庭の暖かさを感じたのはいつぶりだろう。



要「どうした?」


麗「なんでも」


要「…無理すんな」


麗「ん…」



私はこの時知らなかった。

裏で動く影に。