――――――……


HRが終わり、ライを連れて屋上に行った。


もちろん、皆もいる。



麗「ライ…どうして?」


ライ「麗が心配になったんだ」



教室で喋っていたカタコトの日本語とは違い、完璧な日本語だった。



麗「私が?」


ライ「僕のとこに蒼士から電話きたんだ。無理してるって」


麗「無理…?」


ライ「全然笑わないって。だから僕が語学留学って名目で帰ってきた」