今日も冬服で来た為、汗をかいた。


昨日殴られた顔はキッチリ隠している。


恐らく見えないだろう。ファンデーションで隠している。


―――――――……


大倭駅に着くと時間は11時をまわっていた。


もう諦めた為、ゆっくり歩いていく。


こんな時間に歩いているので通行人からは目を惹く。


「いや……」


どこかで小さな声が聞こえた。


いそいでその場に向かう。


細い裏道に入るとその声ははっきりしたものになってきた。


女「やめてっ…!」

男「何言ってんだよ〜」

男「楽しんでるんだろ?」


2対1らしい。