「でもまぁこーへい君はあたしが事件を解決した事も知っとるし、こんなこと仕込むならわざわざあたしを連れてくるわけないよね?」
「う、うん…。」
こーへい君の額には汗が光っていた。

「でもそれなら咲井さんだって…。」
こーへい君はあたしをチラ見した。

「あたしは小坂さんや池田君とはなんも接点ないよ?」
「池田を犯人にして手柄を立てれば?」

ちょっと待てぃ。