紗南はー…とても明るい子だった。
真っ直ぐで…
私がクラスの子にいじめられてるとき
すぐにかばってくれたんだ。
私はね、紗南に聞いたの
『なんで、私を…私をかばってくれたの?みんな助けてくれないのに…』
紗南はね言ったんだ
『助けちゃいけない?』
って笑いながら…
『あのね、私…華菜ちゃんと仲良くなりたいの。だから、華菜ちゃんを助けたって言う理由じゃダメかなぁ…?』
嬉しかった。
ホントに
だって仲良しの子なんていなかったから
『ううん…ありがとう。紗南ちゃん
あのね、私嬉しい』
紗南は、微笑みながら手を私に差し伸べてー
"よろしくねっ!華菜ちゃん!"
って言ったー…
そっから私と紗南はとても仲良くなって
紗南は、私の唯一無二の存在とも呼べる人になった。
だからね、私は紗南が大好きっ!!
今日は、いっぱいケーキ奢ってあげよ♪
大好きな親友に
「ありがとう」

