私ー…私は物心ついた時にはもう
ひとりぼっちだった。

寂しくて

誰かに相手して欲しくて…

私は限界だった。

外に飛び出した。
その外の世界はきらびやかに見えた

空を飛んでいる鳥

いろいろな音

そして人の声

聞こえた気がしたんだー…

駆け出した。私は、真っ直ぐに