空を写したり 草花を写したり 町並みを写したり いつもどうりの光景 いつもどうりの景色 ………今日ももちろんそうだと思ってた。 一番高台にある木の下 そこにカメラを向けた時、私は思わず手が震えてしまったんだ。 「…っ」 綺麗だと思った 息をするのを忘れるほど 自分の呼吸を止めてしまうほど 綺麗だと… ただそう思った。