「行ってきまーす」
少し高さがあるサンダルを履きながら言い、最後に鏡で全身を見る
変じゃない…と思う。
歩いて駅前まで行き、着くと10分前。
小説を読みながら待つ事数分
「桜ー!」
向かいから手を振りながら走ってくるのは愛だ。
ジーンズの明るい色のショートパンツに、白く英語がプリントされている半袖で、オシャレだ
「ごめん、遅くなった」
「全然時間ピッタリだよ」
腕時計を見ながら言い、愛が「よしっ」と私のら腕を掴む
「浴衣を求めてレッツゴー!」
「あっ!ちょっと愛!速いってー!」
「ほんとに…速いよ…愛…」
あの後ダッシュで走らされました……
「ごめんごめん、でも着いたよ!」
店に入るとすぐに浴衣コーナーがあり、小者もたくさん置いてある
「でも私浴衣何か来たことないし、浴衣って身長高い人の方が似合うし……」
背が高くて、スラットしている人が着るものだと思う。
私に比べて愛は背が高いし、スラットしてるし、足が長い。だから愛は似合うと思う

