栗原さん、咲人さんより歳上なのかな?タメ語だし、でも咲人さんにしては何か硬いって言うか、頭上がらない感じって言うか…
俺の考えている事が分かったのか、桜が顔を近づけて来て教えてくれた
「お兄ちゃんと凛さん、高校の先輩後輩の関係なの。高校時代にお兄ちゃん、凛さんに助けてもらったみたいであんな感じなんだよ」
「なるほど…」
先輩後輩なら納得。
けど助けてもらったって何をだろ
「取り敢えず凛さん達座りましょ?話しする時間無くなりますよ」
時計を見ながら言う桜に釣られ、俺も時計に目をやる
針は上と下にちょうど分かれていて、俺が来た時間から1時間が経っていた。
俺の横に桜が座り、向かいには栗原さんと咲人さんが座る。
「よしっ、原稿を見してもらおうかな」
「はい……」

