困ってる私に気づいてくれて、少しかがんで教えてくれた。
「えっと、ここ押して」
「う、ん…」
背の低い私に合わせてかがんでくれたのは嬉しいけど、ちょっと近い気が…
「んで振る」
「振るの!?」
「そだよー、ほらできた」
愛の画面には“新しい友達 桜”と表示されている。
蛍や萩野さんも同じように表示されてあり、私の画面にも“めぐ” “蛍” “hayato” と1人づつの名前が書かれてある。
めぐって可愛いな
hayatoって、萩野さんっぽい。
けど連絡来た時ピンとこないだろな
「これで夏休み中も桜と連絡とれる!いっぱい遊ぼうね!」
「あっ、それなんだけど…」
断りを入れようとすると蛍がスッと前に出た
「勉強もしたうえで、ならいいけどな」
「課題は終わらせますっ!」
「桜もな」
ニッと、笑顔で言いポンと頭の上に手を置かれた。
あ、まただ。蛍が私の頭に手を置くと、胸の奥がキュッてなる。何なんだろ…
「祭りとかいこーよ!海もプールも!」
「あ、俺も行きたい!」
「うん、皆で行きたいっ。ねっ蛍」
「…皆でな。」
やった!蛍と皆で遊びに行ける!
そうと決まれば勉強も頑張れる!
「そうと決まれば予定を立ててサクサクっと課題を終わらせないと!」

