彼は私のただの助手!




「…い……けい…」


「…ん…ぁ…ごめん。どした?」



何回かタオルを変えたり、桜の体の汗を拭いたりしていたら眠ってしまったらしい。



「えっと…服、がね?違うから…」



顔を真っ赤にしながら言われる。


多分この顔は熱からじゃないだろうな



「安心しろ、俺じゃなくて美作がやってくれたから。アイツに連絡したらちょっとだけ時間あるって来てくれて、そん時に。」



体を拭くのは抵抗ないけど、さすがに着替えさせるのはちょっと抵抗がある。


って事で、美作に頼んでやってもらったってわけだ。



「…あ、そうなんだ…」


「美作じゃなくて、俺にやってもらいたかった?」


「えっ!?ちがっ!」


「ハハッ、嘘々。ちょっと元気になったみたいだし、何か食うか?」



今日はSスイッチ入れないようにしないと、相手は病人だし