「ごめん、悪い事聞いたな」


この前の事を軽く説明し、今の私と萩野の状況を話した

話終えたら警備員の家に着きバケツと水を汲み来た道を戻る


「別に良いよ、わかってた事だしね」


「…萩野の好きな奴って、やっぱり桜?」


「…だね」


重い空気が流れる、が「よしっ」と大きな声で泉が言った


「俺は桜を絶対に渡さない。そんで、萩野と美作をくっつける」


「は!?何言ってんの!?私と萩野が付き合えるわけないじゃん!」


「やってみなきゃわかんねーって、男は告白された相手を意識し始めると思うから、今がチャンス」


チャンスって…いや、無理でしょ


「俺も美作もハッピーエンドで終わった方がいいだろ?」


「そうだけど……」


「じゃあ、決まり」


決まっちゃったよ…まぁ泉に任せても問題はないと思うんだけど……



急に泉がやる気を出し、私の応援をしてくれる事になりました。