彼は私のただの助手!




それから数時間、海に入ったりビーチボールで遊んだりと皆でわいわい楽しんでいた時に凛さんが何かを見つけた


「お!お化け屋敷だって!」


指を指しながら言われた先を見てみると

『海もいいけどお化けもいいよね!皆で入って涼もう!』

と看板が出されていた



「珍しいなー。海でお化け屋敷なんて」


この流れは…


「じゃあ入ろうぜ!」


やっぱり…


隼の一言で皆はもう入る気満々。

お兄ちゃんもなんかウキウキしてるし…


「桜ちゃんも入るよなー」


「えっと…私は遠慮しとこうかな?ほら!私がやめたら2人ずつで入れるし!」


奇数の7人だったら3人になっちゃうもんね!
私が休んでたらちょうどいい感じになるし!


「それは心配しなくても大丈夫。俺らは大人3人で行くから、桜ちゃん達は男女2人で別れたらちょうどいいでしょ?」