1人づつ荷物を持ち、砂浜にレジャーシートを敷く。


「よいしょっと」


クーラーボックスや、個人で持ってきた鞄などをドンと置く。


「あっちー、早く海入ろーぜ」


隼は胸元の服をパタパタとし、額に汗を浮かばせている。


「そうだな。桜と美作も着替えて来いよ、兄ちゃん達も」


「「はーい」」


私と愛、そして凛さんは更衣室へ向かった。



「おっ、意外と綺麗なとこだなー」


「そうですねー、早く着替えましょ」


「だな」