「おっ、おおおと、おと、こ」
お父さん言葉になった無いですよ
「もしかして、彼氏?何で早く教えてくれなかったのよー」
「ちっがぁーう!話しをちゃんと聞いて!友達って言ったでしょ!後その友達は今日から私の助手なの!お兄ちゃんの代わり!」
何勝手に突っ走ってんのよ、話しを最後まで聞けっつーの
「な、なんだ、助手か…だ、だよなー、桜に彼氏なんか出来たらもう……お父さん泣く。」
勝手に泣いといてください。私には恋愛してる暇なんて無いんですよ。毎日原稿とにらめっこしなきゃいけないんですよ。はい。
「お父さん、桜にだって彼氏の1人や2人これから出来るでしょ。恋は大事よ?桜、小説も大事だとは思うけどあなたももう2年生でしょ。それなのに初恋がまだなんて…お母さん泣いちゃう」
いやいや、泣かないでくださいほんと面倒なので。
「私は恋なんてしないからお父さん、安心して。それよりお腹すいたよー、ご飯出来てる?」
出来てるわよーっとお母さんが台所へ向かう後ろからついていく私。
今日のご飯はなーにっかなぁー
あ、忘れてた。
「お母さん、お兄ちゃんは?」
「あぁ、上にいると思くけど…お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
「はーい降りるー!」
でっかい声…
そのでっかい声の後にダダダッと降りてくる足音
ゆっくり降りてきたらいいのに…こけたらどうすんの