「桜ー、凛さん来たわよー!」
下からお母さんの声が聞こえたが、瞼はそう簡単には開かない。
そしてすぐ深い眠りに入りそうになる
…が、それは凛さんが扉を開ける音で遮られる
「桜ちゃん、おはよ」
凛さん、まだ寝てますよ私
「…はよございます…」
「また徹夜?」
あたりです。さすが凛さん。
「朝の6時に寝たばっかで…けど、6時間も寝たんで大丈夫です」
「そっか、なら良かった。先着替えておいで、待っとくから」
「あ、ありがとうございます」
そう言い凛さんはリビングの方へ向かった。
…よしっ、着替えるか
凛さんに原稿渡した後に水着を見に行くため、お出かけ用の服装に着替える
「凛さん出来ました」
リビングにいる凛さんはお母さんと楽しくお話をしていた。
「ん、じゃあ行くか。お母さん、失礼します」
「はーい」

