彼は私のただの助手!




「まぁ明日までまだ時間はあるわよ。なるようになるわ」


なんて能天気な母なのかしら。

けど今喚いた所でどうなる事でもないのは確かだ。


「桜がいけるなら、凛さんに原稿渡した後で行ってきたらいいんじゃない?お母さん水着代くらい出すし、後明日の海でのお金も出したげるっ」


「ほんと?けどこの前も出してもらったよ?」


「まぁ桜もちゃんと作家としてのお仕事してるし、お給料よ、お給料」


そう言うお母さんだが、私は1ヶ月のお小遣い5000円も貰ってある。だからお給料としては十分な額だと思っている


「ま、たまには甘えなさい」


「はーい。」


水着は後で買いに行くとして、取り敢えずベッドに入ろう


次ベッドに入ったら、時計は6時になっていた。

だめだ、寝よう。