「伝えとくよ。よし、そろそろ寝るね。凛さん来たら起こしてね」
「わかったわ。おやすみ」
「うん、おやすみ」
自分の部屋のベッドに入ったのは5時30分を過ぎていた。
…早く寝よ、明日は皆で海だし!
……海…水着……あぁ!水着!!
急いで階段を下りリビングの扉を開ける
「お母さん!どうしよ!私水着買ってない!明日なのに!」
「桜声大きい。お父さん起きちゃうわよ」
「あっ、ごめん…」
けど海行くのに水着なしとか無理でしょ!
お陰で一気に目が覚めてしまった
「水着ねぇ…あっ、愛ちゃんに頼んだら?この前も浴衣一緒に選んだんでしょ?」
確にその手もあるけど、今は5時30分。こんな時間に連絡も出来ないし、愛も愛の用事があるだろう。
「こんな時間に連絡なんて出来ないよ…あぁどうしよう…」

