眠い…それ以外に言葉が出ない


「はいお茶。あまり無理しないでね。死なれたら嫌だもん」


「もんって…そんな簡単に人は死なないよ」


コップに入ったお茶を一気に飲み干す。

乾いた喉に冷たいお茶が通り一気に潤った


「凛さん何時に来るの?」


「いつもと同じ12時だよ。来たら起こして」


「わかったわ。あ、これ食べる?」


渡されたのはサンドイッチ。

中にはカレー粉で炒めたキャベツと卵やベーコンなどが挟んである


「1つ貰おうかな。晩ご飯ちゃんと食べてなかったし」


お皿に乗っているサンドイッチを1つ取って口に頬張る


「ん!おいひぃ!」


「フフッ良かったわ。…それにしても桜変わったわねぇ」


「え?」


急に何を言い出すのこの母は。

私は別に何も変わっていないと思うけど…