あの後は少し蛍と話しをし、カプチーノを奢ってもらったり、家まで送ってもらったりと色々してもらい、8時に家に着いた私。


「桜!電話の1本位ないのかお前は!お父さん心配したんだぞ!」


「お父さん怒りすぎよ、桜だってもう高校生なんだから。」


電話をするのを忘れていたせいでお父さんに怒られています…

だけど私高校生だよ?しかも今は7月なんだよ?冬じゃないんだよ?

お父さんの心配性はほんとに酷い、結構面倒だったりする。


「そうだよ高校生なんだから、あと今日は友達に送ってもらったし。」


「その友達にも迷惑だろう!桜を送った後その女の子は1人で帰ることになるんだぞ?言ったらお父さんが…」


「友達って男の子だよ?」


「え?」


「え?」


「あらっ」


首を傾げている私とお父さん、口を抑えてあらっ、と言っているお母さん。


え、何?