外に出ると蝉の声も少なくなり、昼に比べて少し蒸し暑くなっていた
「萩野、どこ行くの?」
隣で歩く萩野に聞くと「んー…」と言われる
「どこ行きたい?」
「次は萩野が決めなよ。さっき私が決めたんたんだから」
そう言うと鞄からスマホを取り出し、何かを調べ始めた
「ここ行かね?」
スマホの画面に映っていたのは水族館だった
「水族館?」
「そー。でも今なら夜イルミネーションやってるんだって。ほらここ」
指をさされた文を読んでみると
『冬だけじゃない!夏のイルミネーションは一味違う!』
ど書かれてあった
「美作の家が行けるならだけど」
多分それは時間の事を指しているのだろう。
私の門限は12時までに家に帰ればいいから、別に問題はない
「私は行けるけど」
「じゃあ行こーぜ!隣の駅だし」
「うん!行こ!」
2人で電車に乗り、一駅で降りる。
水族館へ向かうとカップルや家族連れがいて、皆まだ少し先のイルミネーションを楽しみにしているようにあたりを見渡していた

