下校の時間になり…私は1人教室に残っていました。
日直だったこともあったけど…なんとなく、帰りたくない気分だったから。
廊下の窓を閉めようと廊下に出ると長尾先生が歩いてきた。
『あ、樋渡(ひわたし)さん!日直〜?』
挨拶程度しか話したことなかったから少し戸惑いながらも…笑顔で返事をした。
『日直です。』
でも…きっと私は心から笑えてなかったんだよね。
『樋渡さん元気なくない?』
その言葉に私は驚きました。ほかの先生にも友達にも誰にも"元気ない"なんて言われなかったから。
『え?元気ですよ!』と笑って返した。
けれど長尾ちゃんは…初めから私の嘘に気づいてくれてたよね。
『教室誰もいないね。ちょっと話そうか。』
言われるがままに教室に入り…外からの部活動の声を聞きながら長尾ちゃんと何気ない話を数分した。
『で?なんかあった?』と不意に聞かれて…私は何も言わなかった。。言えなかった。
『言いたくないならいいんだけど…何かあったなら私はいつでも聞くからね。』と笑顔で言ってくれたよね。
その時私は、この先生になら言ってもいいかもしれないと感じたんです。
長尾ちゃんに担任とのことを言うと…笑顔で『大丈夫だよ!』と言ってくれたこと今でも心に残ってます。
きっとこの時から私は、長尾ちゃんの『大丈夫だよ』って言葉とその笑顔に支えられていたのだろう。
日直だったこともあったけど…なんとなく、帰りたくない気分だったから。
廊下の窓を閉めようと廊下に出ると長尾先生が歩いてきた。
『あ、樋渡(ひわたし)さん!日直〜?』
挨拶程度しか話したことなかったから少し戸惑いながらも…笑顔で返事をした。
『日直です。』
でも…きっと私は心から笑えてなかったんだよね。
『樋渡さん元気なくない?』
その言葉に私は驚きました。ほかの先生にも友達にも誰にも"元気ない"なんて言われなかったから。
『え?元気ですよ!』と笑って返した。
けれど長尾ちゃんは…初めから私の嘘に気づいてくれてたよね。
『教室誰もいないね。ちょっと話そうか。』
言われるがままに教室に入り…外からの部活動の声を聞きながら長尾ちゃんと何気ない話を数分した。
『で?なんかあった?』と不意に聞かれて…私は何も言わなかった。。言えなかった。
『言いたくないならいいんだけど…何かあったなら私はいつでも聞くからね。』と笑顔で言ってくれたよね。
その時私は、この先生になら言ってもいいかもしれないと感じたんです。
長尾ちゃんに担任とのことを言うと…笑顔で『大丈夫だよ!』と言ってくれたこと今でも心に残ってます。
きっとこの時から私は、長尾ちゃんの『大丈夫だよ』って言葉とその笑顔に支えられていたのだろう。


