〜神野寺にて〜

「んで、美歌何するんだ?」

「そこにいるのはわかっている。
姿を見せたらどう??」

「えっ?」

ガサッ

「さすが光の巫女…
わかっていましたか(ニヤ)」

やっぱり…

チラッ

流石に海も驚いているわね。

「お前は…龍。」

「おや、久しぶりですね。 海」

「うるさい!! 名前で呼ぶな!」

この【龍】と【海】は、
幼馴染だった…
ある時、龍が夜牙族に入り。
そのまま、私達の前から消えた。

「それで、夜牙族の1人が
私達に何の用かしら??」

「決まってるじゃないですか。
我が夜牙族のボスからの…
命令ですよ」

なっ、やはり夜牙族のボスは
生きていたのね…

「私の強さを見てこいって
とこかしら??」

「当たっていますよ! じゃあ…
始めましょうか…!」

「海!!」

「わかってる!」

「キラ」

『かしこまりました。』

龍は確か、水の力を操れる。
だったら…!

「風の巫女として誓う
我に風の力を貸したまえ」

フッ

水晶のブレスレット、髪、目は、
白色に変わった。