〜昼休み〜

「美歌ー! お昼ご飯食べよ?」

相変わらず、元気ね…

「うん、何処で食べるの?」

「屋上で食べよ! 天気もいいし!」

屋上か… 行ったこと無いわ

「いいわよ。 屋上初めてだし」

えっ!っと驚いている真紀を置いて行き、屋上に向かった。

ガチャ

真紀の言った通り、いい天気ね…

「みっ、美歌…」

肩を上下している真紀

「置いて行かないでよ…」

「だって、固まってたじゃない」

「そうだけど…
まぁ、お腹空いたし食べよー!」

カチャ カチャ

「卵焼き美味しそー!」

「いる?」

「うん!」

パクッ

「たっ、卵焼き界に
革命が起きた!」

卵焼き界って…

「大丈夫? 真紀?」

「美味し過ぎて、駄目です…」

「美味し過ぎって、普通じゃない」

ガチャ

「あれ? 美歌じゃん 珍し…」

「海? いつもここで食べてたの?」

「おう、だって風が気持ちいし」

以外だったな…
海が屋上でご飯食べるの

「佐野だ! 2人で食べなよー!」

じゃあ!っと言い残し、
何処かに行ってしまった真紀

「おっ、おい! 小野!」

何か、顔赤いな海…

「ねぇ、海」

「ん? どうした?」

「顔赤いけど、どうしたの??」

「そっ、そうか? とりあえず、飯食おうぜ!」

まぁ、いっか。