♫
休憩時間。
トイレに並んでいると、女の子達の会話が聞こえてきた。
「コンマス、超かっこよかったね!」
「この後絶対握手してもらおう」
「次も絶対見に来ようね」
……三神くん、君はアイドルなのか。
ま、集客にはなるわよね。
あれだけならば。
会社じゃあんなに地味なのに。
……ふと、過去の演奏会を見逃していることが、非常に勿体無く感じた。
♫
後半のサン=サーンスの交響曲第3番、通称『オルガン付き』。
その名の通り、オーケストラに、オルガンが入る。
オルガンっていっても、小学校の教室にあるオルガンではなく、パイプオルガンを思い浮かべてね。
……でもこのホールにはパイプオルガンはついていないので、電子オルガンで代用するんだけど。
サン=サーンスはフランスの作曲家。
『動物の謝肉祭』の『白鳥』を作曲したあの人です。
私は、この曲の“おフランス”っぽい、洗練された、オシャレなところが好き。かっこいい胸キュンポイントがここかしこにあって、たまらないのだ。
休憩時間。
トイレに並んでいると、女の子達の会話が聞こえてきた。
「コンマス、超かっこよかったね!」
「この後絶対握手してもらおう」
「次も絶対見に来ようね」
……三神くん、君はアイドルなのか。
ま、集客にはなるわよね。
あれだけならば。
会社じゃあんなに地味なのに。
……ふと、過去の演奏会を見逃していることが、非常に勿体無く感じた。
♫
後半のサン=サーンスの交響曲第3番、通称『オルガン付き』。
その名の通り、オーケストラに、オルガンが入る。
オルガンっていっても、小学校の教室にあるオルガンではなく、パイプオルガンを思い浮かべてね。
……でもこのホールにはパイプオルガンはついていないので、電子オルガンで代用するんだけど。
サン=サーンスはフランスの作曲家。
『動物の謝肉祭』の『白鳥』を作曲したあの人です。
私は、この曲の“おフランス”っぽい、洗練された、オシャレなところが好き。かっこいい胸キュンポイントがここかしこにあって、たまらないのだ。
