不器用な恋模様


どうせなら、私もトラックに引かれて一緒に記憶を無くせば良かったんだ。

そしたらお互いタダのクラスメイト



そう、それですんだのに…



涙でぼやけた視界で信号を渡ろうとする



ブーーー


赤信号になった事に私は気づいてなかった。


あ、私死ぬのかな?こんどこそ。

でも、記憶のない人を好きでいるよりずっと楽なのかな?


「有川ーーー!」


「え?」


そして次の瞬間。
私は暖かい温もりに包まれていた