いつかあなたに…


「佐原さん」

…んっ
何か聞こえたかもしれない。

「いやいや…ここは屋上だから誰も来ない来ない」

玲奈は即決し、夕日に意識を傾けた。

「無視はよくないぞー」

「幻聴幻聴…」

玲奈はもはや維持になりつつあった。
絶対に振り向くもんか。