はじまり

それは、ホントに何気ないことだった。


このときの出会いなんて
たくさんあるうちの一つで

なんの
変哲もない


平凡過ぎる出会い


一言で言うなら、そういうものだった



これに警戒できいるやつなんて

ぜったいに、いない。


そう断言できるほどのものだ





だから、いまでもわからない
どこで、
歯車が狂ったかなんて。