そしてそんな人たちを支えるご家族の方、
友人、大切なパートナーの方たちへ。




支える側が辛いことも、私は経験上知っています。


どうしようもないんですよね。


治ってほしいという焦りと、
思うようにうまく伝わらないイライラと悲しさ。



爆発してしまい、ついつい
傷つけてしまう方もいるかと思われます。



そんな人たちにも、
この病気を知ってほしかったんです。







知るだけでいい。





混乱状態になるのは、本人の意思ではないことを、
知っておくだけでいい。





無理に支えようと頑張る必要もないんです。






だけど、突き放す言葉をつきつけることだけはしないでほしい。





無理だと思ったら、いつも通り、
普通に接してくれるだけでいいんです。






それを伝えたかったんです。











このお話に出てくる“じっちゃん”ですが、
本当に不思議な方でした。


なんでこんなに胸がすっとするんだろう!って思っていたところ、
じっちゃんの孫にあたる“海斗”から、
じっちゃんのことについて聞きました。


このじっちゃん、実は昔
カウンセラーとして働いていたそうです。



それを聞いてなるほど!と納得納得・・・。




この2人との出会いは一生の思い出です。


この話を書くにあたって
欠かせない存在だったのではないかと思います。